投稿が随分お久しぶりになってしまいました。
ご無沙汰しております、kyocoです。
今日は、灯り屋でスタッフが着用している割烹着についてです。
特にカフェご利用の方によく「これいいですね。どこのですか?」と聞かれるので、
いつかご紹介したいと思っていました。
割烹着は日本発祥のエプロンで、その始まりは1902年(明治35年)に遡るそうです。
お料理学校の様な所で、女性が和装でも調理しやすいようにと考案されたものと言われています。調べてみると、大正時代はフリフリのレースがついて可愛らしいデザイン、昭和の戦時中になると装飾は一切削ぎ落とされたシンプルなもの、戦後はまた戦前の様なフリル系に戻ります。幅広で、着物の上から着衣でき、袂がおさまる程の太い袖が特徴です。
とても機能的で実用性が高いことから、この令和においても園児のスモックや小学生の給食当番着など、割烹着の形を受け継いでいるものが存在します。
灯り屋でも、店主のうさ子さんが元々割烹着を好んで身につけ仕事していました。
エプロンは洋服の袖が調理台について汚れてしまうけれど、割烹着だとお袖もギュッと一緒に捲れるから便利なのよと教えてくれました。
そこで、被服が得意な友人にお願いし、灯り屋オリジナルの割烹着を一からデザインしてもらうことにしました。
こだわったのは、洗濯に耐えられる強い素材と仕事内容に合った機能性、そして私服の上に着用しても馴染む可愛さ!(ここ重要)
スタッフそれぞれ、ポケットの形や位置、ひとつずつ調整し、さらに手拭いが引っ掛けられるネジネジした紐!
これがまぁ便利なのです!
性別問わず着れるように少し大きめサイズも。
もうだいぶ馴染んでいい風合いになってきたので、お店でスタッフが着用してる様子を是非ご覧いただければと思います。
(忙しい中制作してくれたつじさんありがとう!君は天才だ!)
寒さが日に日に増してきて大好きな秋が年々短くなっている気がして寂しいです。
移り変わりはあっという間なので、今日の天気を楽しみ、美味しいものを食べて心地よく過ごしたいですね。
灯り屋にも旬を見つけにお立ち寄りいただけますと嬉しいです。
kyoco
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